前回の記事に続き、今回も思考についてお話します。
よく言われる自責の思考についてなのですが、
この”自責”を本当の意味で理解している人が少ないのです。
「他責」と「自責」についての話ですが、
「自責」にならないとダメですよ!
ってよく言われていますよね。
でも、あなたは自責の意味を本当に理解できていますか?
私たちには、日々多くのトラブルが起きています。
そんな中で、「これは仕方がない」と思っていることってないですか?
次の内容について、責任が誰にあるかを考えてください。
1‐2:お客様から急な要求で仕事が増えた
2-1:寝坊して遅刻した
2-2:台風や大雪で遅刻した
あなたは
○‐1は自分の責任と思いますよね。
○‐2はどうでしょうか?
お客様起因や天災などは、自分では制御できないので
仕方がないと思っていませんか?
しかし、これらすべてを自分の責任と考えるべきなのです。
あなたの身に起きたことには全て理由があり
そのすべてを回避する方法があったと言えるからです。
たとえ天災であっても、
もし過去に戻ってやり直せるならば、
何かしらの対策を打つことができ、回避できたはずです。
もちろん過去には戻れないのですが、
全てのトラブルに対して「自分にできることがあったはずだ」と考えることで、
今回起きたトラブルを次回の対策につなげることができるのです。
これを他人の責任や仕方がないことだと思うと、
この問題に対して、自分にできたかもしれない対策や行動を
考えることすらしなくなってしまいます。
他人の責任と考えると
2:その人に嫌われる
3:その人の考えを変えよう(正そう)とする
と言うことが起きます。
この中でも
3:その人の考えを変えようとする
と言うことは非常に大変なことです。
それよりも自分が変わることの方が
他人を変えることよりも断然簡単なのです。
自分の責任と考える=自分を変えると言うことになるので、
自分が成長できると言うことになります。
もちろん、自分を押し殺せと言うことではありません。
コントロールできる自分になるということです。
この自責の考えはビジネスの基本です。
もし経営者が、事業がうまくいかないことを
従業員や社会やお客様のせいにしたら、絶対に事業はうまくいきません。
どんなことにも自分に責任があるということをお話をしましたが、
あなたは、自責の本当の意味が分かっていたでしょうか?
副業もビジネスです。
あなたは経営者になるのです。
ならば、この考えを持つ必要があります。
それが事業がうまくいく方法です。
本当の意味での”自責”と言う考えを忘れないでください。